<ご立派>極貧から身を興した企業家、580億円投じ慈善機構を設立―中国

Record China    2009年2月19日(木) 7時24分

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2009年2月、自動車用ガラスメーカー大手・福耀玻璃の曹徳旺会長は、本人と家族が所有する同社株のうち70%を用いて慈善機構を設立すると発表した。16日の株価で計算すると、43億8000万元という巨額になる。写真は曹会長。

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2009年2月、自動車用ガラスメーカー大手・福耀玻璃の曹徳旺(ツァオ・ダーワン)会長は、本人と家族が所有する同社株のうち70%を用いて慈善機構を設立すると発表した。16日の株価で計算すると、その資金規模は43億8000万元(約580億円)になる。17日、成都商報が伝えた。

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貧しい家に生まれた曹会長だが、牧童、タバコ売り、果物売り、自転車修理などを経て起業、中国を代表する企業を一代で作り上げた。英国人ジャーナリスト・フージワーフ(中国語名:胡潤)氏作成の「胡潤長者番付」の常連でもあり、2008年は53位につけている。

また慈善事業への資金協力に熱心な実業家としても知られ、「2008年胡潤慈善家番付」では1億4600万元(約13億5000万円)で14位につけた。累計の寄付額は2億元(約27億円)以上に達するという。胡潤氏によると、四川大地震以後、中国人富豪の慈善活動への関心は大きく高まったという。(翻訳・編集/KT)

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