Record China 2009年2月18日(水) 11時51分
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2009年2月15日、ネパールのダハール首相はネパール国内での「チベット独立運動」を厳しく取り締まる方針であることを、同国を訪問した中国共産党関係者に明言した。写真は世界遺産・カトマンズの渓谷に位置する寺院・スワヤンブナート。
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2009年2月15日、ネパールのダハール首相はネパール国内での「チベット独立運動」を厳しく取り締まることを明言した。16日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国版サイトが伝えた。
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15日、首都・カトマンズでダハール首相は中国共産党中央対外連絡部の劉洪才(リウ・ホンツァイ)副部長と会談した。劉副部長が亡命チベット人ネパール事務所の反中国活動に注目していると発言したのに対し、ダハール首相は「一つの中国政策の支持」「チベット独立運動の取り締まり」を明言した。
今年3月は中国のチベット統治50周年という節目にあたる。このため中国政府はチベット独立運動の動向に警戒感を高めている。その矢先にネパールから中国支持が表明されたことに中国政府は歓迎の意を表している。チベットに隣接するネパールには多くの亡命チベット人が暮らしており、首相発言に不満を抱いている。しかしチベット独立運動関係者は、ネパール政府は以前から中国との関係維持に努めていたことから、意外な発言ではなかったとコメントしている。(翻訳・編集/KT)
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