Record China 2009年2月15日(日) 18時29分
拡大
12日、中国衛生部の黄潔夫副部長は、臓器提供の公平性を保つため、肝臓・腎臓移植手術の登録システムの確立を進めていることを明らかにした。写真は母の肝臓を娘に移植した手術の術後。
(1 / 6 枚)
2009年2月13日、新京報によると、中国衛生部の黄潔夫(ホアン・ジエフー)副部長は12日、臓器提供の公平性を保つため、肝臓・腎臓移植手術の登録システムの確立を進めていることを明らかにした。
【その他の写真】
黄副部長は「中国は米国に次ぐ臓器移植大国で、毎年約1万例の移植手術が行われている」と紹介。さらに、「毎年約100万人が腎不全による透析を受けており、約30万人が肝不全で死亡している」とし、中国全体では毎年約150万人が臓器や一部器官の移植手術を必要としていると語った。
中国では、外国人への違法な臓器移植手術が行われているとの報道が注目を集めており、肝臓・腎臓移植手術登録システムの確立は、こうした手術を防止するとともに臓器提供の公平性を保つためのものと見られている。
黄副部長は「中国は世界で臓器の最も不足している国である。国民への教育を進め臓器提供意識を高める必要がある」と指摘し、「登録システムの確立後は、移植手術を行う医療機関を強制的に同システムに参加させ、臓器提供の公平性と秩序を保っていく」と語った。(翻訳・編集/HA)
この記事のコメントを見る
Record China
2008/6/16
2007/11/14
2008/9/6
2008/11/21
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る