Record China 2009年2月15日(日) 5時1分
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12日、ロサンゼルス・タイムズは、米国では不景気になると売り上げ増となる傾向があるファーストフード産業も中国では事情が異なることを紹介した。写真は上海のマクドナルド宣伝イベント。
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2009年2月13日、環球時報によると、米紙ロサンゼルス・タイムズは12日、「中国人の西洋式ファーストフードへの欲求は低下している」との記事を掲載し、米国では不景気になると売り上げ増となる傾向があるファーストフード産業も、中国では事情が異なることを紹介している。
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記事によると、米国では不景気になると人々が食費を抑えるため、ファーストフード店の売り上げが伸びる傾向がある。しかし中国では、中国式ファーストフードなどに比べると西洋式はかなり「高価」な食べ物になる。ある市場調査では、回答者の78%が経済危機による影響を受けており、そのうちの半数が「西洋式ファーストフードの利用回数を減らす」と答えている。
こうした傾向を裏付けるように、中国でケンタッキーフライドチキンやピザハットを展開している中国最大の飲食系フランチャイズ企業・百勝餐飲集団が発表した08年第4四半期(10−12月)の業績では、売上高が前年同期比1%増にとどまった。07年第4四半期には同17%増となっており、伸び率が急低下した結果となった。また、まだ業績を発表していないものの、中国マクドナルド社のジェフリー・シュワルツ最高経営責任者(CEO)は「08年の下半期はやや低迷した」と語っている。
一方、業界関係者は「西洋式ファーストフードの売り上げが減ったのは新鮮味が失われたから」としている。また、「多くの中国人が栄養面にも関心を示すようになっており、売り上げ減はファーストフード業界への試練かもしれない」と語っている。(翻訳・編集/HA)
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