Record China 2009年2月12日(木) 19時29分
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12日、河北省石家荘市中級人民法院は、有害物質メラミンによる汚染粉ミルクを製造・販売した三鹿集団に対する第1回目の債権者会議を開催し、同社の破産を正式に宣告した。写真は河北省石家荘市にある三鹿集団の本社ビル。
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2009年2月12日午前、河北省石家荘市中級人民法院(地裁に相当)は、有害物質メラミンによる汚染粉ミルクを製造・販売した三鹿集団に対する第1回目の債権者会議を開催し、同社の破産を正式に宣告した。新華社通信(電子版)が伝えた。
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三鹿集団は中国の大手乳製品メーカー。08年9月、同社の粉ミルクを飲んだ乳児が相継いで腎臓結石にかかったことから汚染粉ミルク事件が発覚。事件はその後広がりを見せ、合計22社が製造した汚染粉ミルクなどによって約30万人が健康被害を受けるなど、社会問題化した。同社では汚染粉ミルクを08年8月2日から同9月12日までに約904トン製造し、約814トン販売したという。
事件発覚後、同社は関連製品の生産を停止し、市場に出回っていた商品を回収するなど対応に追われた。さらに、被害者への治療・賠償費用を支払うために借入れをするなど、財務状況が急速に悪化、08年12月には破産手続きに入っていた。(翻訳・編集/HA)
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