中国が快進撃、指くわえて見る韓国企業―ラオス

Record China    2009年2月11日(水) 0時29分

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9日、ラオスの韓国企業は急速に存在感を増す中国企業を羨望のまなざしで見ていると韓国紙が報じた。写真はラオス。

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2009年2月9日、韓国紙・韓国経済は「ラオスに吹き始めた中国の風」と題した記事で、ラオスの韓国企業は急速に存在感を増す中国企業を羨望のまなざしで見ていると報じた。10日付で中国紙・環球時報が伝えた。

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中国南部の雲南省に隣接するラオス。記事によると首都ヴィエンチャン市の中心街には中国系住民の激増に伴い、中国語の看板が目立つようになった。人口約700万人のラオスには現在、推計で約80万人の中国人が住んでいると見られている。

ラオスは閉鎖的な社会主義国だった70年〜80年代、対外貿易の90%を当時のソ連に頼っていたが、90年代から経済改革が始まり商才にたけた華僑が台頭。03年には中国系住民が5万人を超えた。今や中国はラオスにとって最大の経済援助国。年に1度は中国の要人が訪れる。

ラオス側も感謝の気持ちを忘れない。政府は複数の中国企業と地下資源開発などの契約に調印、中国企業の快進撃が始まった。一方、その様子を指をくわえて見ているのが韓国企業だ。ラオスに進出している韓国の大手企業、KOLAO社の現地責任者は「中国企業と政府プロジェクトの入札を争っても全く勝ち目はない」と諦め顔で話した。(翻訳・編集/NN)

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