<靴投げ事件>事件起こした学生が謝罪、温首相は「寛大な処分を」―英国

Record China    2009年2月9日(月) 9時59分

拡大

7日、中国の温家宝首相が英ケンブリッジ大学での講演中に靴を投げつけられた問題で、傅瑩駐英大使は「事件を起こした学生を除籍処分にしないでほしい」とする温首相の談話を発表した。写真はケンブリッジ大学。

(1 / 10 枚)

2009年2月7日、中国の温家宝(ウェン・ジアバオ)首相が英ケンブリッジ大学での講演中に靴を投げつけられた問題で、傅瑩(フー・イン)駐英大使は「事件を起こした学生を除籍処分にしないで欲しい」とする温首相の談話を発表した。中国新聞網が伝えた。

その他の写真

事件は現地時間の2日、温首相が同大学で「発展の視点で中国を見る」というテーマで講演していたところ、聴衆席にいたドイツ人学生が突然「独裁者」などと叫び、首相めがけて靴を投げつけたもの。幸い靴は首相の手前1mほどの地点に落ち、首相には当たらなかった。

事件後、中国側は「強い不満」を表明し、中国の掲示板では毅然とした態度で講演を続行した温首相への絶賛や犯人を非難する書き込みが殺到した。同大の学長は6日、傅大使の元を訪れて正式に謝罪し、事件を起こした学生が書いた「中国人民と温首相への謝罪の手紙」を手渡した。

これに対し傅大使は、「この学生に引き続き教育を受ける機会を与えてあげてほしい。彼が心から改心し、『発展の視点』で真の中国を知ることが出来れば喜ばしい限りだ」とする温首相の談話を発表、「学生の行為は中国に対する知識不足が原因だ」などと述べた。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携