2009年2月2日、フランスの国営ラジオ局「ラジオ・フランス・アンテルナショナル（RFI）」は、中国の温家宝（ウェン・ジアバオ）首相の欧州歴訪は欧州の航空機メーカーの中国進出をさらに推し進めたと報じた。環球時報が伝えた。

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報道によると、温首相はスペイン訪問中の先月30日、エアバスA350XWBの主要部品の生産を担う合弁の新工場を黒龍江省ハルビン市に建設する契約に調印。また2日には、英国のブレア首相と共に、エアバスA320の主翼部分の製造を陝西省西安市で行う契約にも署名した。

これらの契約により、中国はエアバス社最大のビジネスパートナーとなった。両者の取引額は昨年の7000万ドル（約62億円）から10年には2億ドル（約179億円）、さらに15年には米ボーイング社と並ぶ4億5000万ドル（約402億円）にまで達することが予測されている。（翻訳・編集/NN）