<中国製品>玩具の輸入禁止令は「効果薄い」―インドメディア

Record China    2009年2月3日(火) 15時12分

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インドの地元メディアは1月31日、中国製玩具の輸入を一時禁止としたインド政府の決定について、「効果はあまりない」と指摘した。写真は牛をモチーフにしたおもちゃが並ぶ北京の玩具市場。

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2009年1月31日、中国紙・環球時報によると、インドのテレビ局NDTV(電子版)は中国製玩具の輸入を一時禁止したインド政府の決定について、「効果はあまりない」と指摘した。

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インド政府は先月23日、中国製玩具の輸入を6か月間禁止すると発表した。インドでは近年、中国製玩具の人気が急速に高まっており、今回の措置は価格や質の面で競争力に劣るインドの玩具業界を保護する目的があると見られている。

しかし、街の玩具店をのぞいてみると、中国製はいつもと変わらぬ様子で店頭に並ぶ。店側は「在庫は1年分あるから大丈夫」と政府の「禁止令」にも涼しい顔。保護者たちも「子供が好きだから」と中国製を買うことに迷いはない。中国製玩具の有毒性に関しても、「でたらめだと思う。身近で実際に被害にあったという話は聞かない」という意見が大半だ。中国製は値段が安くカラフルで、音が出たり光ったりといったインド製にはない魅力があるのだという。

記事はこうした現状から、インド政府が発表した輸入禁止令は、今のところ効果はほとんど出ていないと指摘。禁止令の有無に関わらず、玩具店が店頭から中国製を消し去ることはあり得ないことだと強調した。(翻訳・編集/NN)

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