Record China 2009年2月2日(月) 9時5分
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1月31日、丑年の今年は流星群など多くの天文現象以外に、7月には100年に1度といわれる皆既日食が見られることがわかった。近年まれに見る良好な観測条件に恵まれているという。写真は08年8月に甘粛省で観測された皆既日食。
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2009年1月31日、京華時報によると、中国科学院・紫金山天文台の王思潮(ワン・スーチャオ)研究員はこのほど、丑年の今年は流星群、星食、水星の東・西方最大離角などの通常見られる天文現象以外に、7月22日には100年に1度といわれる皆既日食が見られると紹介した。
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王研究員は、旧暦の丑年は09年1月26日から2010年2月14日までの合計384日間で、例年より日数が多いことから、観測できる天文現象も多くなると述べている。
同研究員によると、同じ地域で観測できる皆既日食は通常、平均200年に1度のことだという。そのなかで中国は08年と09年に連続して皆既日食が観測できるという幸運に恵まれた。今年7月の皆既日食は、近年まれに見る良好な観測条件が備わっているという。長さ1万キロメートル以上、幅250キロメートル以上と皆既日食帯が広いこと、中国で人口が密集している長江流域を通過すること、時間帯も午前11時前と誰でも観測しやすいことなどを記事は紹介している。また、皆既日食を直接観測できる地域以外でも、多くの地域で部分日食の観測が可能だという。(翻訳・編集/津野尾)
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