中国首脳と1日に3度も会談、関係改善に意気込み―ドイツ首相

Record China    2009年2月1日(日) 12時48分

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1月29日、ドイツのメルケル首相は温家宝首相と3回も会談、中国との関係強化に強い意気込みを見せた。写真は昨年10月、北京市開催のアジア欧州会議に出席したメルケル首相。

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2009年1月29日、ドイツのメルケル首相は温家宝(ウェン・ジアバオ)首相と3回も会談、中国との関係強化に強い意気込みを見せた。30日、ドイツラジオ局「ボイス・オブ・ドイツ」が報じた。

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昨年12月、サルコジ仏大統領がダライ・ラマ14世と会見して以来、中仏関係の悪化が伝えられているが、この前例となったのはドイツ。2007年にメルケル首相がダライ・ラマ14世と会見し、独中関係はぎくしゃくした状態が続いていた。しかし、温家宝首相は欧州歴訪に際しドイツを訪問国に選び、関係回復を図ることとなった。

世界的な経済危機に苦しむドイツにとって、4兆元もの景気対策を発表した中国は絶対に見逃せない市場だ。一方、中国もフランスとの関係が悪化、米国のオバマ新政権とも関係が読めないという現状において、ドイツの関係強化を切望していた。この相思相愛の関係が異例ともいえる一日3度の会談の背景となった。(翻訳・編集/KT)

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