Record China 2009年1月30日(金) 22時7分
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29日、クリントン元米大統領はダボス会議で、現在の世界的経済危機の元凶が米国であることを認め、中国などの協力を求めた。写真は08年12月、自身が主催する超党派組織「クリントン・グローバル・イニシアチブ(CGI)」の開催で香港を訪れた同氏。
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2009年1月30日、台湾・中央通訊社によると、スイスのダボスで開催されている世界経済フォーラム(WEF)2009年年次総会(ダボス会議)に出席しているビル・クリントン元米大統領は29日、現在の世界的な経済危機の元凶が米国であることを認めるとともに、米国が危機を脱するには中国などの協力が不可欠であるとの考えを示した。中国新聞網が伝えた。
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クリントン元米大統領は、WEFのクラウス・シュワブ理事長との会談で「米国の状況は非常に深刻だ。オバマ新大統領が打ち出した8190億ドルに上る大規模な経済振興策は、各国が米国債を購入して初めて可能になる」と語り、「米国が経済危機を脱するためには、十分な資金を持つ反面、米国の不景気によって輸出部門が大きな打撃を受けている中国などの支持・協力が不可欠である。米国経済が回復すれば、再びこれらの国々から輸出商品を購入できる」と理解を求めた。
また、「米国が今回の世界的な経済危機の最大の元凶である」という指摘に関しては、「その通りだ。すべては米国から始まった」と責任を認め、「今回の経済危機によって、世界各国が相互に依存することがきわめて重要であることが証明された。われわれにはもはや、別々の道を歩むという選択肢は存在しない」と強調した。(翻訳・編集/HA)
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