<国際特許>出願最多は中国企業に、「王者」フィリップスが陥落―世界番付

Record China    2009年1月30日(金) 12時21分

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28日、中国の通信機器メーカーのファーウェイ社が、国際特許出願数で初の世界最多となったことが世界知的所有権機関(WIPO)の発表で明らかになった。写真は広東省深セン市のファーウェイ本社。

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2009年1月28日、新浪科学技術によると、国際特許出願件数で10年にわたり首位に立っていたフィリップスを抑え、中国の通信機器メーカー・ファーウェイ(華為技術)が中国企業として初めて世界最多となったことが、世界知的所有権機関(WIPO)の発表で明らかになった。

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WIPOの統計資料では、08年の企業別国際特許出願件数は、前年4位だったファーウェイ(中国)が1737件で1位。2位はパナソニック(日本)で1729件、3位はフィリップス(オランダ)で1511件。以下、トヨタ(日本)、ボッシュ(ドイツ)と続いた。

国別では、1位はアメリカで、約5万3000件。2位は日本で、約2万8000件。3位はドイツで、約1万8000件。以下、韓国、フランス、中国、イギリス、オランダ、スウェーデンスイスと続いたが、4位の韓国は7908件(12%増)、6位の中国は6089件(11.9%増)、9位のスウェーデンは4114件(12.5%増)で、出願数が著しく増加した。

特許出願総数は約16万4000件で、前年比2.4%増。増加率は過去3年の平均9.3%と比べて低下したものの、過去最多の件数を記録した。医学分野の出願数が最も多く、全体の12%。コンピュータ技術は8.5%、医薬品開発は7.9%だったという。(翻訳・編集/岡田)

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