<中仏>友好45周年パーティ、大統領府が突如取りやめ―フランス

Record China    2009年1月28日(水) 13時49分

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27日は中仏国交樹立45周年にあたる。フランス側はダライ・ラマ・サルコジ会談以来、冷めきった関係改善のきっかけとしたかったが、仏大統領府は記念パーティを突如中止した。写真は08年10月、北京で行われた仏文化フェスティバル。

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2009年1月27日は、中仏国交樹立45周年にあたる。仏メディアによると、フランス側はダライ・ラマとサルコジ大統領の会談以来、関係が冷めきった二国間関係を改善するきっかけとしたかったが、27日午後、仏大統領府は国交45周年記念パーティを突如中止した。環球時報の報道。

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27日の仏国営国際放送によると、仏政府は27日に中仏国交樹立45年と春節(旧正月)の祝賀活動をあわせて行う予定であった。しかし、ある中国の要人を招待したところ返答がなかったため、大統領府はパーティを取りやめたという。

45年前の1964年1月27日、仏ド・ゴール大統領は独自外交の観点から、欧米諸国の圧力を受けながらも共産中国と国交を結んだ。フランスは西欧で初めて中国との国交を樹立した。温家宝首相は現在、ヨーロッパ4か国を歴訪中だがフランスには立ち寄らない。中国側は、昨年12月6日にポーランドで行われたサルコジ大統領とチベット仏教の指導者、ダライ・ラマの会談になお不満を抱いている。

これに対して、フランス世論は中仏両国の閣僚による交流が必要だと見ている。パリジャン紙によると、ラファラン元フランス首相が2月8日に訪中する予定であり、サルコジ大統領と胡錦濤国家主席は、4月2日にロンドンで開かれるサミットで顔を合わせる。さらにシラク前大統領も4月20日に訪中を予定しており、サルコジ大統領の考えを中国に伝える考えだという。(翻訳・編集/小坂)

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