欧州歴訪に出発、経済危機対策で協力呼びかけ―中国首相

Record China    2009年1月28日(水) 10時21分

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27日、温家宝首相は北京市の首都国際空港から専用機で欧州歴訪の旅に出発した。経済危機対策が主要な議題になると見られている。写真は昨年9月、天津市で開催された第2回夏季ダボス会議。

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2009年1月27日、温家宝(ウェン・ジアバオ)首相は北京市の首都国際空港から専用機に乗り、欧州歴訪の旅に出発した。英BBC放送中国語サイトが伝えた。

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温首相はダボス会議年次総会に出席するほか、ジュネーブの欧州連合(EU)本部、ドイツ、スペイン、英国を訪問する。しかし、今回の歴訪ではEU主要国の一つであるフランスが外されている。昨年、サルコジ仏大統領がダライ・ラマ14世と会談したことから仏中関係は悪化、中国側はなお強硬な姿勢を崩していない。

「自信の旅」と題された今回の外遊では経済危機対策が主要な課題として話し合われ、国際社会が自信を取り戻し一致団結して金融危機に対処するよう呼びかけると見られている。外交部の楊潔●(ヤン・ジエチー=●は竹かんむりに「褫」のつくり)部長、国家発展改革委員会の張平(ジャン・ピン)主任、商務部の張徳銘(ジャン・ダーミン)部長らが同行する。(翻訳・編集/KT)

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