<汚染粉ミルク>酪農家らは死刑、メーカー前会長に無期の判決―河北省石家庄市

Record China    2009年1月23日(金) 10時15分

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22日、有害物質メラミン入り粉ミルクによる健康被害事件で、河北省石家庄市中級人民法院(地裁)は、粉ミルクを製造・販売した三鹿集団の前会長、田文華被告に無期懲役の判決を言い渡した。写真は公判が開かれた石家庄市中級人民法院。

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2009年1月22日、有害物質メラミン入り粉ミルクを飲んだ多数の乳幼児が健康被害を受けた事件で、河北省石家庄市中級人民法院(地裁)は、粉ミルクを製造・販売した三鹿集団の前会長、田文華(ティアン・ウェンホア)被告に無期懲役の判決を言い渡した。英BBC放送の中国語版が伝えた。

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このほか、メラミン入り添加物「タンパク粉」を製造・販売していた張玉軍(ジャン・ユージュン)被告と原料乳に「タンパク粉」を混入させていた酪農家、耿金平(ゴン・ジンピン)被告に死刑、「タンパク粉」を酪農家に卸していた高俊傑(ガオ・ジュンジエ)被告に執行猶予2年付きの死刑が言い渡された。

この日、裁判所前には多くの報道陣や関係者が詰めかけ、現場は厳戒態勢が敷かれた。香港メディアの報道によると、複数の被害者家族が傍聴を希望したが門前払いに遭った。中国政府の統計では、事件による死者は6人、腎臓結石などの健康被害にあった乳幼児は30万人以上。被害者家族からは「賠償額が1人2000元(約2万6000円)では少ない」と不満の声が高まっている。(翻訳・編集/NN)

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