<オバマ大統領>就任日に「国防白書」発表、軍事交流再開へ期待高まる―中国

Record China    2009年1月22日(木) 19時7分

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22日、中国がオバマ米大統領の就任式の日に「08年中国国防白書」を発表したことで、一部の外国プレスから「米中軍事交流が再開するのでは」との声が高まっているという。写真は「国防白書」の発表記者会見。

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2009年1月22日、中国紙・国際先駆導報は、中国がオバマ米大統領の就任式と同じ日に「08年中国国防白書」を発表したことで、一部の外国人記者から「米中軍事交流が再開するのでは」との声が高まっていると報じた。

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中国政府は20日、国防部(省)外事弁公室で2年ぶりとなる「国防白書」を発表した。この日はちょうどオバマ米大統領就任の日。これを「何らかの示唆」と受け止めた外国人記者から「中止された米中軍事交流はいつ全面再開されるのか」といった質問が飛び出した。胡昌明(フー・チャンミン)報道官はこれに対し、「オバマ新政権でゲイツ国防長官が留任することに我々も注目している」と述べた上で、「中米両軍が困難な状況にある中、米国防省が積極的な打開策をとることを期待する」と呼び掛けた。

中国は昨年10月、米国が台湾に総額65億ドル(約5800憶円)にも及ぶ武器供与をしたことを不満として、米中軍事交流の中止や延期を米側に通告した。今回発表された白書でも「中米関係および台湾海峡の平和と安定を激しく損ねた」と批判している。(翻訳・編集/NN)

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