Record China 2009年1月22日(木) 10時28分
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21日、陝西省岐山県の周公廟遺跡で西周時代の甲骨7000片余りが発掘されていたことがわかった。そのうち甲骨文字が刻まれていたのは688片、確認できた文字は1600字で、史上最多の発見となった。写真は04年10月の発掘現場。
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2009年1月21日、新華社通信(電子版)は、陝西省岐山県で発掘が続けられていた周公廟遺跡から、これまでに7000片にのぼる西周(紀元前1046年頃〜紀元前771年)時代の甲骨片と甲骨文字1600字が見つかったと報じた。
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08年9月から12月までに陝西省考古研究院と北京大学考古文博学院が合同で行った発掘調査で、占いに使用された甲骨(卜甲)7000片余りが出土。そのうち688片に文字が刻まれており、識別できた甲骨文字は1600字以上にも及んだ。西周時代の甲骨文字としては中国の発掘史上最多の発見となった。
陝西省考古研究院の種建栄(ジョン・ジエンロン)副研究員は、甲骨片に周王を示す「王季」「文王」「王」などの文字が刻まれていたと説明。そのほかにも当時の有力者「卒公」の名や「周」の文字、戦いや祭祀に関する文が判読できたほか、月相や数字に関する文字も多く彫られていたという。
周公廟遺跡の発掘は04年に始まったが、今回の発掘以前に500あまりの甲骨文字と多くの建築物遺跡が発見されており、西周初期の貴重な歴史遺産として国内外から熱い注目を集めている。(翻訳・編集/本郷)
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