<チベット>「100万人農奴解放記念日」を制定―中国

Record China    2009年1月21日(水) 12時47分

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19日、チベット自治区第9期人民代表大会において、毎年3月28日を「チベット100万人農奴解放記念日」とすることが決定された。写真はチベット和平解放紀念碑。

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2009年1月20日、中国新聞社によると、今月19日に開催されたチベット自治区第9期人民代表大会において、毎年3月28日を「チベット100万人農奴解放記念日」とすることが決定された。これに関連し、一部の海外メディアがチベットの封建農奴制について報道している。

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同記念日は、1959年のこの日、チベット地方政府内の一部が武装隆起したことを受け、中国国務院が同政府の解散を宣言し、チベット自治区準備委員会による統治を発表。同時にチベットの民主改革を行い、それまでの封建的な農奴制度を打倒し、100万人の農奴を解放したのを記念して制定されたという。

これに関連し、英BBC放送は「記念日の制定はダライ・ラマや西側の宣伝の影響を受けているチベットの若い世代が、当時の事情を理解するのに役立つ」「ダライ・ラマが復活を意図している旧封建制は中世ヨーロッパのそれよりもさらに暗黒だ」などと語る関係者の話を紹介。英紙「タイムズ」は、「この記念日は世界の人々に、チベットで数百年にわたって行われてきた封建制の様子を思い起こさせるだろう」と報道した。

また、米AP通信は、チベット人の「われわれの父母は全て農奴だった。1954年の洪水発生時には、奴隷所有者の倉庫には食料が山積みにされていたが、多くの農奴が餓死した」というコメントを紹介している。(翻訳・編集/HA)

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