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20日、湖北省で発生した連続8人殺害事件の容疑者がテレビ番組のインタビューに答えた。動機は「生活への絶望感」と語っている。写真は7日に湖北省武漢市内で逮捕された時の容疑者。
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2009年1月20日、中国の国営中央テレビ(CCTV)の人気番組「東方時空」は、湖北省で発生した連続8人殺害事件の容疑者、熊振林(シオン・ジェンリン)へのインタビューを行った。熊は動機を「生活への絶望感」と語っている。
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事件は今月4日、湖北省随州市曽都区で発生した。殺害されたのは熊の交際相手の朱徳清(ジュー・ダーチン)さん(43)と2歳半になる孫ら8人。熊は今年35歳で、同区で廃品回収の会社を経営していた。犯行後は市外へ逃走していたが、7日後に逮捕。警察は当初、感情のもつれによる衝動的な犯行と見ていたが、後の調べで計画的なものであることが分かった。熊は以前から遠くに行きたいなどと周囲に漏らしており、犯行の数日前には銀行から全財産を下ろしていた。
熊は動機について、最近は会社経営が上手くいかず1万元(約13万円)以上の借金を抱えていたことや13年連れ添った妻と離婚したこと、婚姻中から不倫関係にあった朱さんとの結婚も朱さんの息子の反対に遭ったことを挙げた。「生活への絶望感」を感じていたという。逮捕されなければ旧正月の直前に、地元に戻ってさらに9人殺害する予定だったことも明かした。(翻訳・編集/NN)
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