霊安室での「特殊訓練」はやり過ぎ、「日本を見習え」の声も―重慶市

Record China    2009年1月19日(月) 12時25分

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18日、重慶市の特殊勤務隊が地元の遺体安置所で、隠されたトランプカードを捜すという「特殊訓練」を行い、批判を受けている。写真は昨年8月、北京五輪の警備のため北京に向かう重慶消防総隊の特殊勤務隊。

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2009年1月18日、重慶市の特殊勤務隊が地元の遺体安置所で、隠されたトランプカードを捜すという「特殊訓練」を行い、批判を受けている。中国紙・東方早報への読者からの投稿で明らかになった。

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投稿したのは上海在住の弁護士。17日付「重慶晩報」でこの事実を知ったという。投稿によれば、重慶の「特殊勤務隊(特勤隊)」の隊員44人が、同市渝北区の遺体安置所で精神面を鍛えるための「特殊訓練」を行った。真っ暗な遺体安置所に隠された54枚のトランプカードを捜すというものだ。カードはあらゆる場所に隠されており、中には遺体が着ている服のポケットの中や遺体の下に置かれていたものもあったという。投稿は、「他に方法があったはず。これは立派な公序良俗違反であり、死者への冒涜だ」と指摘した。

「遺体をまるで道具のように扱う重慶の特勤隊」に対し、引き合いに出されたのは四川大地震で犠牲者へ黙とうする姿が中国全土を感動させた日本の救援隊だ。投稿は「死者に対する畏敬の念が感じられる」と絶賛、当局に対し「死者を安らかに眠らせてほしい」と訴えた。(翻訳・編集/NN)

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