川辺に登場した巨大な大禹像―湖北省武漢市

Record China    2006年9月20日(水) 11時17分

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大禹神話園内に、大きな禹王の像と全長74mの立派な壁が完成した。

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2006年9月19日、湖北(こほく)省武漢(ぶかん)市漢陽(ハンヤン)江浜の大禹(だいう)神話園に、新しい見所が現れた。長さ13.5m高さ8m、重さ約20tの「大禹、車を御して九鼎を観閲する」の彫像が設置されたのだ。これは背後にある大禹治水神話の彫刻が施された高さ5.7m、全長74mの大きな壁とともに、勇壮な雰囲気を醸し出している。禹(う)は紀元前2070年頃の伝説的な王で、夏王朝の創始者とされる。治水工事をさかんに行って洪水をおさめ、その成果により中国統一への道筋をつけた。人徳があって人々に尊敬され、また卓越した政治能力を持っていた。しかし自らを誇ることはなかったという。川に向かって立つ大きな禹王の像は、まるで洪水が起きないかと今でも見張っているかのようだ。

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