<四川大地震>被災地にホワイトハウス?豪華すぎる庁舎に批判の嵐―四川省

Record China    2009年1月16日(金) 7時13分

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14日、四川大地震で大きな被害を受けた四川省綿陽市で、ビザンチン式の豪華な政府庁舎が建設されており、ネット上では「“えせ”ホワイトハウス」などの呼称が付けられ、官僚の腐敗や公金乱用が指摘されるなど、騒ぎになっている。

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2009年1月14日、荊楚網の報道によると、四川大地震で大きな被害を受けた四川省綿陽市で、ビザンチン式の豪華な政府庁舎が建設されており、インターネット上では「“えせ”ホワイトハウス」などの呼称が付けられ、官僚の腐敗や公金乱用が指摘されるなど、騒ぎになっている。

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「えせホワイトハウス」建設の状況は、ネット上に写真付きで紹介され、すでに多数のサイトに転載されている。閲覧数は、1つのサイトだけですでに2万5000ビューを超えており、コメントも殺到しているという。

コメントの多くは、官僚の腐敗や汚職との関連性や、基準を超えた建設費を投入しているのではないかとの疑いを指摘し、「世界初の8つ星ホテル」「義援金の提供者に申し訳が立つのか?」など、豪華すぎる外観に疑問を投げかけるものとなっている。

政府関係者は、「建築中の建物は綿陽市の中級人民裁判所、経済貿易委員会、旅游局の3部門、合計約300人が使用する合同庁舎になる予定で、2004年から建築に着手している。大地震の影響で一時中断したものの、昨年10月から工事を再開した」とし、「建物はけっして豪華なものではなく、建設決定の過程や予算も公開されており、腐敗や公金乱用などはない」とうわさを否定している。(翻訳・編集/HA)

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