オオサンショウウオを香港に寄贈か、絶滅危惧種の相次ぐ死亡受け―中国

Record China    2009年1月15日(木) 17時20分

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14日、中国から香港へ寄贈された「カラチョウザメ」の相次ぐ死亡を受け、今度は国家二級保護動物に指定されている「オオサンショウウオ」を香港へ寄贈する計画があると伝えられた。写真は湖北省で発見された8kgもあるオオサンショウウオ。

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2009年1月14日、香港紙「文匯報」によると、「カラチョウザメ」に続き、今度は保護指定されている「オオサンショウウオ」が中国本土から香港へ寄贈される計画があるという。中国新聞網が伝えた。

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中国政府から香港へ寄贈された絶滅危惧種の「カラチョウザメ」が、半年間で10匹のうち3匹が死亡したことを受け、今度は保護指定されているオオサンショウウオが、中国農業部の認可を経て、全国水生野生動物保護分会により香港オーシャンパークへ寄贈される可能性があることがわかった。同会の責任者によれば、今回寄贈される予定のオオサンショウウオ数匹は、いずれも湖南省張家界市にあるオオサンショウウオ自然保護区から提供され、現在個別の選定が行われているところだという。

オオサンショウウオは、湖南省張家界市など生息地は非常に少なく、中国では国家二級保護動物に指定されている貴重種。声が嬰児の泣き声に似ていることから「娃娃魚」(娃娃=赤ちゃん)とも呼ばれている。(翻訳・編集/岡田)

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