Record China 2009年1月12日(月) 14時41分
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9日、中国国家インフルエンザセンターの舒躍龍主任は、鳥インフルエンザの感染経路について「症例の約4分の1は感染経路が不明」と言明。写真は08年12月、江蘇省連雲港市の養鶏所でのニワトリの予防接種。
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2009年1月10日、人民日報によると、中国国家インフルエンザセンター主任で、中国疾病予防管理センター・ウイルス予防管理所副所長の舒躍龍(シュー・ユエロン)氏は、鳥インフルエンザの感染経路について説明した際、「症例の約4分の1は感染経路が不明」と話した。
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9日、北京市で開かれた記者会見に出席した舒氏は、鳥インフルエンザの感染経路について説明。舒氏によれば、鳥インフルエンザウイルスとヒトインフルエンザウイルスが混合または変異した証拠は発見されていないという。
現時点で判明しているのは、主に鳥からヒトへの感染で、病死した鳥への接触が最も多い。また、十分に加熱していない鳥肉や生きた鳥を販売している場所にも感染のリスクは大きいが、症例の約4分の1は感染経路が不明という。
舒副所長は「世界的には、食用の鳥肉製品から感染したというケースは発見されていない」としたうえで、「我が国の鳥肉製品は、いずれも中国農業部の厳重な検査をパスしている」と安全性を強調した。
05年以降、中国で確認されている「H5N1型」鳥インフルエンザウイルスの人への感染は30例、うち死亡は20例。このデータには、中国衛生部が追跡調査によって確定診断した03年初めの北京市の症例は含まれていないが、先ごろ同市で確認された1例は含まれている。(翻訳・編集/SN)
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