2009年1月5日、湖北省随州市で、2歳の幼児を含む8人が殺害される事件が発生。警察は容疑者の逮捕に直接結びついた情報提供者に5万元（約68万円）の懸賞金を出すと発表した。新華網など複数の中国メディアが伝えた。

殺されたのは同市曽都区洛陽鎮九口堰村に住む朱徳清（ジュー・ダーチン）さん（43）と2歳半になる孫ら8人。朱さんと孫は自宅で、残り6人は廃品回収所でそれぞれ遺体が発見された。6人は元従業員。警察は初動捜査の結果、朱さんと親しい関係にあった熊振林（シオン・ジェンリン）を容疑者と断定し、大量の捜査員を動員して行方を追っている。遺体が発見された廃品回収所は、熊容疑者が経営していた。

朱さんは早くに夫を亡くし、以前から熊容疑者と親しくしていた。熊容疑者は3か月前に前妻と離婚し、朱さんに結婚を迫っていたという。（翻訳・編集/NN）