<鳥インフル>元朗地区の養鶏場、野鳥から感染か―香港

Record China    2009年1月7日(水) 10時6分

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1月6日、香港元朗地区の養鶏場で昨年12月に発生した鳥インフルエンザは、防護ネットの穴から侵入した野鳥のフンが感染源である可能性が高いとの報道があった。写真は鳥インフルエンザ発生後に同地区で行われた処理作業。

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2009年1月6日、中国新聞網によると、香港紙「文匯報」は昨年12月上旬に香港元朗区鳳降村の養鶏場で発生した鳥インフルエンザについて、香港政府が組織した専門家による一次調査が終了したことを伝えた。この調査結果に関する報告書は、今週末にも漁農自然護理署から食物衛生局に提出される予定。

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関係者によると、今回の鳥インフルエンザ発生原因について報告書は、「養鶏場の保護設備に問題があり、ウイルスを持った野鳥が養鶏場内や周辺地域にフンを落としたことが原因である可能性が高い」としているという。

香港大学微生物学科、同大学実験動物センターの専門家らが参加した一次調査チームは、現地でウイルスの感染源と感染経路の解明に当たったが、問題の養鶏場の防護ネットの穴から野鳥が侵入した可能性が濃厚だという。

これについて養鶏場の経営者は「防護ネットは2か月前に取り替えたばかり。養鶏場内はすべて完全消毒されている。野鳥が直接侵入して感染したのではなく、フンや尿が防護ネットにかかったことが原因ではないか」と主張している。(翻訳・編集/本郷)

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