<中華経済>上海で石油大手2社の値下げ合戦過熱―中国

Record China    2009年1月7日(水) 9時4分

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5日付新華社によると、上海で国有石油大手2社の直営ガソリンスタンドの値下げ合戦が過熱している。上海ではシノペックが500か所、CNPCが150か所のガソリンスタンドを展開している。

2009年1月6日、5日付新華社によると、上海で国有石油大手2社の直営ガソリンスタンドの値下げ合戦が過熱している。

中国石油化工集団(シノペック)は5日、市内30か所で値下げを実施。これに先立つ1日に44か所で値下げを行ったばかりで、低圧縮比エンジン用である90号ガソリンの価格は前回の0.25元の値下げから、さらに0.05元引き下げて1リットル当たり4.35元とした。

競合の中国石油天然気集団(CNPC)はシノペックに先駆け、12月25日に市内の全ガソリンスタンドで平均5%値下げしていたが、シノペックが1日に実施した値下げ幅が同社を上回っていたことから、同日に2回目の値下げを実施。90号ガソリンを4.35元に引き下げていた。

レギュラーに相当する93号ガソリンの5日現在の価格は、シノペックが1リットル当たり4.71元、CNPCが4.66元となる。

上海ではシノペックが500か所、CNPCが150か所のガソリンスタンドを展開。シノペック関係者は「今後値下げ店舗をさらに拡大する」と話した。(翻訳・編集/HI)

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