人工授精の全過程をネット上で生中継―広西チワン族自治区

Record China    2009年1月6日(火) 20時42分

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6日、広西チワン族自治区の病院が地元のインターネット放送局と協力、ネット上で「人工授精」の全過程を生中継し、物議を醸している。

2009年1月6日、広西チワン族自治区の病院が地元のインターネット放送局と協力してネット上で「人工授精」の全過程を生中継し、物議を醸している。重慶晩報社が伝えた。

撮影されたのは昨年の12月27日。手術室に設置したカメラが撮影し、医師と司会者による実況中継と解説が加わった。時間は全部で28分。精子は精子バンクから取り出され、卵子は手術台に横たわる女性から「生中継で」取り出された。この「番組」は同放送局の健康チャンネルで大々的に放送された。

これに対するネットユーザーの意見は様々だ。「今まで見たことがなかったから視野が広がった」「地元の医学レベルの高さが証明された」など好意的な意見が出る一方、「プライバシーの侵害では」と病院側の姿勢を批判する声も多く聞かれた。

だが、健康チャンネルの責任者は「患者の了解は事前に取ってある」と主張。番組の趣旨に関しては「一般の人に医学知識を紹介したかった。人工授精という言葉は聞いたことがあっても、実際に見たことがある人は少ないと思ったから」と説明している。(翻訳・編集/NN)

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