Record China 2009年1月8日(木) 18時37分
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08年もさまざまな事件を反映して、ネット上では数多くの「故事成語」が誕生した。この特集では中でも特に流行した成語TOP10をご紹介する。写真は08年12月、汚染粉ミルクで問題となった三鹿グループ傘下企業が「貝蘭徳乳業」と改名し、新製品を出荷する様子。
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08年もさまざまな事件が世間をにぎわせた中国だが、それに伴って、ネット上では世相を反映する「故事成語」が多数、誕生した。この特集では、中でも特に流行した成語TOP10をご紹介する。第9回は「誰死鹿手」。中国のおもしろニュースを取り上げるサイト・河蟹娯楽の編集。
【その他の写真】
「誰死鹿手」…誰が鹿の手に死す?
■意味:良心の欠落したコマーシャリズム社会にあっては、個人の安全はいつも簡単に破られることの例え。
(注:成語「鹿死誰手(ろくしすいしゅ)」をもじっている。鹿死誰手は、誰が天下を制するか不明で、勝敗の決まらぬ状態を指す。)
■由来となった事件:「汚染粉ミルク事件」
9月、有害物質・メラミンに汚染された粉ミルクを飲んだ赤ちゃんに泌尿器結石が多発していることが報告された。国内大手メーカー・三鹿グループなど多数のメーカー製品からメラミンが検出され、中国衛生部による11月末までの統計では、全国で29万人以上の乳幼児が被害に遭ったことが分かった。メラミン汚染は、菓子類や鶏卵、家畜飼料などへも波及した。 (翻訳・編集/愛玉)
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