30年で136万人が留学、教育・研究の要職占める―中国

Record China    2009年1月6日(火) 17時9分

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1月3日、留学が開放された1978年以後の中国人留学生総数は136万人、うち帰国者数は37万人に上ることが明らかになった。写真は「08年国際教育巡回展」。

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2009年1月3日、中国留学生博物館の李克欣(リー・カーシン)館長によると、1978年の留学「開放」から30年を経て、留学生総数は136万人を数え、うち帰国者数は36万人に達した。新華社通信(電子版)が伝えた。

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留学「開放」後の最初の留学生となったのは、米中国交正常化直前の78年12月26日に渡米した52人の留学生。これが改革開放の重要な起点となった。

李館長によれば、中国では過去に2度、清朝(1636−1912年)末期と五四運動(1919年5月4日)の前後に留学ブームが起き、それぞれ辛亥革命と新中国建設に大きな影響を与えた。そして今、中国は第3の留学ブームを迎えており、その特徴は、政府の大規模な支援、留学の大衆化、留学生が中国と諸外国の掛け橋の役割を担っていることなどだという。

1847年から1978年までの130年間、中国人留学生はわずか14万人。その後の30年間で留学生数は12倍に増加し、現在、世界109の国・地域に留学生が学んでいる。最近数年の帰国者増加率は年13%以上、上海では3800社以上の企業が帰国者によって創設され、投資総額は約5億元(約68億円)に上っている。また、国家教育部直属の大学の学長、トップレベルの研究員の80%以上が留学経験者だという。(翻訳・編集/津野尾)

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