2009年1月3日、米フォーブス誌は「富豪の資産下落額ランキング」を発表した。ワースト10には中国人富豪2人がランクインしている。法制晩報が伝えた。

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2008年3月、フォーブス誌は世界長者番付を発表、1125人の超大金持ちの名前が紙面を飾った。しかしそれから1年足らずの間に経済情勢は深刻な低迷を見せ、掲載者のうち300人が10億ドル（約912億円）以上も資産を減らしている。ワースト10の資産下落額は合計で1500億ドル（約13兆7000億円）という巨額に上った。

中国からも2人がランクイン。1人は国美集団を率いる黄光裕（ホアン・グアンユー）氏。株価不正操作疑惑で逮捕された後、国美集団の株価は80％以上も下落、総資産は25億ドル（約2280億円）と10億ドル（約912億円）も減少した。もう一人は中信集団の栄智健（ロン・ジージエン）氏。オーストラリアドルのデリバティブ運用失敗で150億香港ドル（約1760億円）もの損失を計上した。栄氏の資産額は30億ドル（約2730億円）から7億5000万ドル（約638億円）にまで急落している。（翻訳・編集/KT）