<08年の世相反映する10大ネット流行語・3>死魂を羨む―四川大地震の“残酷”詩に非難集中事件

Record China    2009年1月4日(日) 14時43分

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08年もさまざまな事件を反映して、ネット上では数多くの「故事成語」が誕生した。この特集では中でも特に流行した成語TOP10をご紹介する。写真は四川大地震の被災地。

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08年もさまざまな事件が世間をにぎわせた中国だが、それに伴って、ネット上では世相を反映する「故事成語」が多数、誕生した。この特集では、中でも特に流行した成語TOP10をご紹介する。第3回は「兆山羨鬼」。中国のおもしろニュースを取り上げるサイト・河蟹娯楽の編集。

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「兆山羨鬼」…兆山が死せる魂を羨む

■意味:血も涙も無いような残酷なさま。

■由来となった事件:「王兆山氏の“残酷”詩に非難集中事件」

08年6月、山東省作家協会副主席の王兆山(ワン・ジャオシャン)氏が、5月に発生した四川大地震を受けて、地元新聞・齋魯晩報で以下のような内容の詩を発表した。「天災は避けられぬものだが、国家首脳自らが救援の指揮をとり、13億の国民がこぞって泣いたのだから、命を落としても幸福であり、死しても本望というものだろう。彼ら(震災犠牲者)の墓前にテレビを置いて、共に五輪開催の喜びを分かちたいものだ。」当然、詩は大きな批判の的に。(翻訳・編集/愛玉)

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