Record China 2009年1月2日(金) 12時16分
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1日、メラミン混入粉ミルクを販売した三鹿集団の元社長・田文華氏らに対する公判が続く中、まもなく下される判決について中国国内では最高でも終身刑との見方が有力となっている。写真は田文華氏。
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2009年1月1日、有害物質メラミン混入の粉ミルクを飲んだ乳幼児が腎臓結石になった事件で、最も多くの被害者を出した河北省石家荘市の大手乳製品メーカー「三鹿集団」の元社長・田文華(ティエン・ウェンホア)被告ら同社幹部4人に対する初公判が12月31日同市中級人民法院(地方裁判所)にて開かれた。中国青年報が伝えた。
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田被告らは「劣悪製品を製造・販売した罪」で起訴されており、最高刑で死刑もありうる「有毒有害食品を製造・販売した罪」での昨年9月の逮捕容疑とは異なっている。これについて中国国内の弁護士は「三鹿集団の経営者らがメラミン混入粉ミルクの製造・販売に直接関わっておらず具体的な責任はないと判断されたからではないか」と話している。
「劣悪製品を製造・販売した罪」での刑罰は、「販売総額が200万元を超える場合に最高で15年以上の懲役または無期懲役(中国では終身刑を意味する)。販売総額の50%以上200%以下の罰金あるいは財産没収」と定められているため、田被告らには最高で終身刑が下される見込み。だが別の弁護士は「田被告の行為は事実上、有毒有害食品の製造・販売と変わりはない」として厳しい判決を下すべきだと指摘している。(翻訳・編集/本郷)
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