Record China 2009年1月2日(金) 10時1分
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08年12月30日、中国が海賊対策のためソマリア沖に艦隊を派遣したことは、軍事面と経済面の両方に大きな意義を持つとドイツ紙が報じた。写真は25日、海南省三亜で翌日の出航を待つ中国艦隊。
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2008年12月30日、ドイツ紙「ノイエス・ドイチュラント」は、中国が海賊対策のためソマリア沖に艦隊を派遣したことは、軍事面と経済面の両方に大きな意義を持つと報じた。ドイツのラジオ局「ドイチェ・ヴェレ」の中国語版ウェブサイトが伝えた。
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記事は、中国が海賊対策に乗り出したことは、中国経済にとってアフリカへの貿易ルートがいかに重要な意義を持っているかを反映しており、「中国軍人の新しい自我意識」と「多くの国際活動に参加したいという願望」を体現していると報じた。
記事はまた、これまで自国の国境警備に止まっていた中国海軍に、世界規模で自国の商業利益を守るという新たな任務が加わったと指摘。専門家もこれを「沿岸海軍(ブラウン・ウォーター・ネイビー)から外洋海軍(ブルー・ウォーター・ネイビー)への転換」と論じた。
中国海軍は過去8年で軍艦60隻を増やし、現在は「アジア最強」の860隻を誇る。記事は最後に、「中国軍は初の国産空母建造に着手している可能性が高い。少なくとも真剣に検討しているはずだ」と述べ、空母配備が実現すれば中国海軍の洋上戦闘能力が高まることになり、「アジア諸国もこの動向に目が離せないだろう」と指摘した。(翻訳・編集/NN)
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