「中国艦に先制撃しない」、海賊が米誌に語る―ソマリア

Record China    2009年1月1日(木) 1時13分

拡大

12月28日、海賊対策のためソマリア沖に向け出航した中国艦隊に対し、海賊の頭目が「こちらから積極的に攻撃を仕掛けることはない」と話していることが分かった。写真は12月27日午後、南シナ海のスプラトリー諸島海域に到着した中国艦隊。

(1 / 5 枚)

2008年12月28日、海賊対策のためソマリア沖に向け出航した中国艦隊に対し、海賊の頭目が「こちらから積極的に攻撃を仕掛けることはない」と話していることが分かった。中国青年社のウェブサイト版が伝えた。

その他の写真

ウクライナの貨物船「MV Faina」号やサウジアラビアの巨大タンカー「シリウス・スター」を乗っ取ったことで名を馳せた海賊の頭目が、22日と25日にそれぞれ米時事週刊誌「ニューズウィーク」とギリシャの大学教授のインタビューに答えた。

それによると、頭目はソマリア沖の海賊対策に乗り出した各国・地域との「友好の度合い」について語った中で、中国艦隊に対しては「未知数で良く分からないが、他国・地域とどう違うのか是非知りたいと思う」と答えた。また、他国・地域との緊迫した関係と比べ、「印象としては、中国海軍は礼儀や節度を良くわきまえていると思う。中国は多くのアフリカ諸国の古い友人であることも加味すれば、われわれに対する態度もさほどひどいものではないだろう」と笑顔を交えながら答えた。

頭目は最後に、「われわれはどの海軍に対しても同じだ。こちらから積極的に攻撃を仕掛けることはない。それは、中国艦隊に対しても例外ではない」と強調した。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携