Record China 2009年1月1日(木) 11時31分
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12月29日、中国山東省諸城市で今年3月から発掘が続けられている恐竜化石群は、これまで発掘された世界の化石群のなかで最大の露出面積を誇るという。写真は同市の「恐竜公園」。
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2008年12月29日、山東省諸城市で今年3月から発掘が続けられている大規模恐竜化石群は、露出面積がこれまで世界で発掘されてきた化石群のなかで最大のものだという。「新華網」が伝えた。
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諸城市内15か所にある発掘現場から、現在までに7600個の恐竜の化石が出土している。中国科学院古代脊椎動物および古代人類研究所の趙喜進(ジャオ・シージン)教授は「発掘を続ければ続けるほど化石が出てくる」と話しており、「白亜後期に形成された化石群であるため、恐竜絶滅の謎を解く大きな手がかりになる」と述べた。
今回の発掘では、ヒパクロサウルスの長さ170cmにもおよぶ股骨や、長さ140cm、幅24cmの肩甲骨なども出土。また2m以上の長さがあるケラトプスの頭骨も発掘されており、これほど大きな角竜頭骨が北米大陸以外で発掘されたのは初めてだという。このほかにも、アンキロサウルス、ティラノサウルス・レックス、コエルロサウルス、ジュラ紀後期のユーヘロプスなどの化石も発掘されている。(翻訳・編集/本郷)
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