2008年12月29日、環球時報によると、韓国紙は社説のなかで「韓国経済は中国に依存するな」と主張した。

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社説は「世界的な金融危機のあおりを受けて中国では企業倒産が急増。来年の経済成長率予想も、当初の8．5％から7．5％へ下方修正された。中国の11月の輸出額も09年以降初めて前年同期比でマイナスに転じ、韓国の対中輸出も10月に前年同期比2．6％減、11月には同32．6％減という大幅なマイナスを記録した」と指摘。

社説は、こうした状況下で韓国は中国だけを見ていてはいけないとし、中東やアフリカ、中南米など比較的金融危機の影響の薄い地域で新しい市場を開拓すべきだと指摘した。特に日本と競合する市場においては円高ウォン安を活用してすき間市場を積極的に模索し、来年の中国の成長率がたとえ5％に落ち込んでも対応できるような緊急計画を立てなければならないと述べている。（翻訳・編集/本郷）