Record China 2006年9月18日(月) 13時34分
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化学物質使用の基準違反が指摘されたSK-?ブランド化粧品の、返品受付が開始された。
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2006年9月17日、SK-?広報部のマネージャーの汪駿(おうじゅん)さんが中国のメディアに対し、最新情報を公表した。現在、問題が指摘されているSK-?ブランドの9つの製品に限り、国内全ての販売所で返品を取り扱っている。購入時の領収書と、使用済みであっても瓶などを持っていれば、17日から返品手続きを取り扱うとのこと。国家品質検査総局の担当者によると、P&Gジャパンのグループ会社であるマックスファクター社(本社神戸市)が生産した、SK-?のOB-2シリーズのファンデーションにネオジムが1kgあたり4.5mg含まれていることが分かり、また乳液、日焼け止めクリーム、美白エッセンス、美白マスクなどからはクロムが1kgあたり0.77〜2mg検出されたという。これらは中国で規定された化学物質使用の基準を違反しているため、今回企業は製品の返品を取り扱うことに決めた。以前は一部の店で返品時に、使用者の病院のアレルギー証明書の提出や、化粧品の残りの量は3分の1以上などという条件が求められていたが、今回はそれが大幅に緩められた。16日、全国各地のSK-?売り場が返品受け入れを開始し、北京市の各デパート内の専売店での返品の受け付けも始まっている。しかし一部の顧客は対象となっていない商品の返品も求めてくるなど、返品に関して多くのトラブルが起こっている。
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