速報:柳条湖事件から75周年を迎えた中国各地で警報―遼寧省瀋陽市

Record China    2006年9月18日(月) 12時50分

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柳条湖事件から75年が経過したことを記念し、9月18日の夜中国各地で警報が鳴らされる予定。 写真説明:9月15日、瀋陽市の小学生たちが「9.18歴史博物館」で見学している。

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2006年9月18日は中国で言う「九一八事変」、つまり満州事変の発端となった柳条湖事件の75周年の記念日である。このため遼寧(りょうねい)省の14都市では今年初めて、警報を同時に鳴らすことが予定されている。予定時間は夜9時18分で、瀋陽(しんよう)市をはじめとする各都市で、3分間にわたって警報が鳴り響くことになる。この間すべての道路で走っている自動車も止まり、警報に合わせてクラクションを鳴らすことになる。同時に瀋陽市のテレビ局は通常の番組を中断し、「国恥を忘れるな、中華を振興する」というスローガンと警報を放映し、また瀋陽市人民ラジオ放送局も警報を放送する予定だ。瀋陽市にある「9.18歴史博物館」の「警世鐘」は14回鳴り響き、中国東北部で続いた14年間の抗日戦争を表すことになる。さらに今後毎年9月18日に、遼寧省の14都市はすべて今年と同じような警報を鳴らすことに決まった。レコードチャイナが得た情報によると、今年中国全国で警報を鳴らす予定の都市は100以上にもなるという。香港のビクトリア湾では5隻の遊覧船が、瀋陽市と同時刻に汽笛を鳴り響かせる企画だ。また湖南(こなん)省長沙(ちょうさ)市の一部の結婚式典会社は9月18日を全員休みとし、この日に結婚することを避けるよう呼びかけている。

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