Record China 2008年12月29日(月) 9時15分
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2008年12月27日、米ラジオ局のウェブサイトは、メラミン混入粉ミルクを販売した乳製品企業が共同で被害を受けた乳児に賠償する方針を固めたと報じた。写真は飼料業者の裁判が始まった石家庄市中級人民法院。
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2008年12月27日、米ラジオ局・ヴォイスオブアメリカ中国語版ウェブサイトは、メラミン混入粉ミルクを販売した乳製品企業22社が共同で被害を受けた乳児約30万人に賠償する方針を固めたと報じた。
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各社が拠出する賠償金額についてはまだ明らかとはなっていないが、最も深刻な被害をもたらした三鹿集団が9億元(約119億円)と最多の金額を拠出することになるという。被害者が受け取る賠償金額については、一部では死亡者遺族が20万元(約265万円)、入院した重病者が5万元(約66万円)、それ以外の被害者は治療費の実費とも伝えられているが、こちらも公式な発表には至っていない。
一方で中国各地の裁判所はメラミン混入粉ミルクに関する民事訴訟の受理を拒否しているもようで、被害者からは怒りの声が伝えられている。賠償金の支払いは市民の怒りを和らげ、訴訟を避ける狙いがあるとも見られている。なおメラミン入り飼料の販売者らの裁判は始まっており、検察は最高刑を死刑と定めた公共安全危害罪で起訴するなどの厳しい姿勢で臨んでいる。(翻訳・編集/KT)
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