電気炉で事故、溶鉄が降り注ぐ=18人死傷―重慶市城口県

Record China    2008年12月27日(土) 11時49分

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2008年12月26日、重慶市城口県のマンガン工場で、電気炉から溶鉄が吹き上がる事故が発生した。6人が死亡、12人が負傷している。

2008年12月26日、重慶市城口県のマンガン工場で、電気炉から溶鉄が吹き上がる事故が発生した。6人が死亡、12人が負傷している。新華社が伝えた。

事故はシリコンマンガン精錬中の電気炉で発生した。炉の上部には原料を投入する装置が備え付けられていたが、突然、大量の原料が一気に炉の中に落下した。その衝撃で炉に満たされていた高温の溶鉄がはねかえり、近くにいた従業員に降り注いだ。その場で4人が死亡したほか、14人が負傷、うち4人が重症を負った。

重慶市東北部に位置する城口県は貧困県として知られ、きわめて劣悪な医療施設しかないため重症患者への対応ができなかった。車で重慶市に運ぶには8時間もかかるため、市政府はヘリを飛ばして患者を移送した。しかし移送後、重傷者2人が死亡、累計の死者数は6人となった。(翻訳・編集/KT)

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