2008年12月25日、家電業界の専門サイトによると、中国の08年11月のエアコン輸出は106万6000台と、前年同月比40．9％減少した。金融危機を受けて主要輸出先の欧米への輸出が大幅に減少した。25日付中国証券報が伝えた。

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メーカー別にみると、格力が56％減の11万台、美的が50％減の20万台、ハイアールが77％減の3万台、志高が63％減の5万台と、国内の主力メーカーがそろって5割以上落ち込んだ。

国内メーカーは近年、欧米市場への過度な依存を改めようと、中東や南米などの新興市場の開拓に乗り出しているが、その市場規模は小さく、欧米市場に代替することは難しい。

このためメーカーは国内市場に活路を見出そうと、大幅な値下げに動いているものの、国内のエアコン販売も11月は23％減の151万2500台と不振。

内外ともに販売が低迷する中、メーカーは減産や生産休止を余儀なくされ、11月のエアコン生産量は前年同月比41％減の276万台と、05年同月の水準にまで落ち込んだ。（翻訳・編集/HI）