<中華経済>09年第2四半期には景気回復、成長率は年8%以上に―中国

Record China    2008年12月21日(日) 15時42分

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19日、中国人民銀行の易綱(イー・ガン)副総裁は09年のGDP成長率は8%か、それをやや上回る水準になるとの見通しを示した。写真は海南省の鉄道建設現場。

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2008年12月19日、北京大学プライベート・エクイティ(PE)第1回年度大会が開催された。席上、中央銀行である中国人民銀行の易綱(イー・ガン)副総裁は2009年のGDP成長率は8%か、それをやや上回る水準になるとの見通しを示した。20日、21世紀経済報道が伝えた。

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07年まで5年連続で二桁成長を続けていた中国だが、世界的な経済危機のあおりを受け今年は一桁台に転落する見通しとなっている。来年はさらに深刻化すると見られており、中国は雇用確保のために必要と見られる年8%の成長を割り込む可能性まで指摘されている。

易副総裁は今年9月から中国では猛烈な在庫調整が起きていると指摘した。特に工業原料の輸入などが急速に減少しているという。そのためGDPに占める貿易額の割合は15〜20%まで低下しているが、GDPに占める貿易依存度が低下した以上、成長率を決める主要要因は内需になると話し、政府が発表した4兆元(約52兆3000億円)の景気刺激策のうち約半分が09年中に執行される見通しであること、同年第2四半期には調整が一段落することから、経済成長は8%かそれをやや上回る水準になるとの楽観的な予測を示した。(翻訳・編集/KT)

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