2008年12月18日、環球時報によると、台湾の「中央通訊社」は16日、中国人観光客が増加したことで、イスラエル政府が中国語によるサービスの充実を図っていると報じた。

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イスラエルの観光部門が明らかにしたところによると、08年1〜10月にイスラエルを訪れた中国人観光客は1万1000人に上り、前年同期比40％増となった。年末までに少なくとも1万5000人を上回ると見られている。

中国人観光客の増加にともない、イスラエルの観光部門は観光施設での中国語によるサービスの充実に積極的に動いている。タイムマシンを疑似体験できると人気のエルサレムの「タイム・エレベーター」という教育・娯楽施設でも、中国語による案内サービスがスタートしている。

また、旅行ガイドの中国語能力向上も図られているほか、ホテルなどでは中華料理も提供できるようにするなど中国人観光客への対応が進んでおり、旅行業界では中国が話せる人材の募集が増えているという。このほかガイドブックやパンフレットなども中国語への対応が急がれており、中国文化を紹介する講座も多数行われているという。（翻訳・編集/岡田）