陳前総統の家族が27億円の不正利益?検察側が新発見―台湾

Record China    2008年12月19日(金) 11時10分

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16日、台湾の陳水扁・前総統の国家機密費流用とマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いを捜査している特捜部は、陳氏の家族が別の企業からも計10億NT(約27億円)を不正に受け取っていたことを新たに突き止めたと伝えられた。資料写真。

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2008年12月16日、台湾の陳水扁(チェン・シュイビエン)前総統の国家機密費流用とマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いを捜査している特捜部は、陳氏の家族が別の企業からも計10億NTドル(約27億円)を不正に受け取っていたことを新たに突き止めたという。人民網が伝えた。

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それによると、検察側は、陳氏の不法所得は起訴状に記した7億NTドル(約18億9000万円)以外、陳氏の家族が別の企業から計10億NTドル(約27億円)を受け取っていたことを確認したと発表した。そのため、最高裁判所は17日晩、13日に認めた陳氏の釈放を急きょ撤回すると宣言した。

特捜部によると、陳氏は、総統在任中に遂行した第2次金融改革に絡み辜仲諒(グー・ジョンリアン)前中国信託商業銀行副会長から現金で2億9000万NTドル(約7億8000万円)を受け取った。このほかにも複数の企業が、平均数億NTずつ賄賂を贈っていたものと見られている。(翻訳・編集/NN)

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