買い物客襲ったテロ?!繁華街に降り注いだ化学薬品―香港

Record China    2008年12月15日(月) 13時27分

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13日、香港の繁華街・旺角で化学薬品がばらまかれ、買い物客が負傷する事件が発生。46人が負傷し治療を受けた。テロなのか、不注意の事故なのかについて見解が分かれている。写真は旺角。

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2008年12月13日、香港の繁華街・旺角で化学薬品がばらまかれ、買い物客が負傷する事件が発生した。14日、中国新聞社が伝えた。

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事件が起きたのは旺角西洋菜街。土曜日ということもあり多くの人でにぎわっていたところ、頭上からプラスチックのボトル2本が落下してきた。地面に落ちたボトルははじけ、中に入っていた液体が周囲の人に降りかかった。液体は強力な化学薬品で、液体がかかった人は火傷のような痛みに襲われた。中には服にしみこんでしまい慌てて裸になった人もいたという。

通報を受け、警察と消防は現地に急行、46人の被害者は病院で治療を受けた。問題のボトルはラベルがはがれており内容物については現在検査中。ただし掃除用のアルカリ性、または酸性の化学薬品の可能性が高いという。

買い物客を狙ったテロとの見方がある一方、付近のマンション住民が掃除中に不注意にも薬品を落とした可能性もあると見られている。楽しい週末の買い物を襲った恐怖の事件に世論は注目、ドナルド・ツァン(曽蔭権)行政長官が現地を視察するほどの事態となった。(翻訳・編集/KT)

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