Record China 2008年12月13日(土) 7時52分
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11日、政局が不透明なことや空港占拠などにより、タイの観光ビジネスが打撃を受けている。旧正月は半減する見込みで、東南アジアや日本、韓国などへ行き先を変更する人が増えると見られている。写真は軽井沢と群馬県のみさと芝桜公園。
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2008年12月11日、中国経済網によると、タイへ観光で赴く人が大幅に減る見込みであることが分かった。
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反政府団体に占拠されていたバンコク国際空港の業務が全面的に再開され、タイの観光業界も復調し始めてきたものの、不透明な政局と11月末から10日間にわたって外国人観光客が足止めされたことが、観光を前面に出しているタイに大きな打撃を与えている。現在、中国からタイへのツアー価格は1割前後値下がりしており、業界関係者の間では、旧正月のタイの観光市場は全体で半減すると予測されている。
北京市のある旅行代理店のマーケティング担当者は、航空券の価格が値下がりしていることから、タイへの旅行費用も200元(約2800円)以上値下がりしているにもかかわらず、タイツアーへの申し込みが現在まで1件もないばかりか、予約していた人も次々にキャンセルしていると話している。
しかし、タイへの旅行はキャンセルしても、旧正月に海外旅行する中国人が減少することはないと見られている。今年の中国は未曾有の自然災害に見舞われ、旅行したくてもできなかった人が多いため、旅行欲が高まっているという。旧正月にタイを訪れようとしていた観光客の多くが、旅行にかかる費用や時間が近いフィリピンやマレーシアなど東南アジアやモルディブ、日本、韓国、中国国内や香港へと行き先を変えると予測されているという。(翻訳・編集/岡田)
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