中国人の犯罪総数が減少、オレオレ・睡眠薬強盗など知能系は増加―日本

Record China    2008年12月12日(金) 17時36分

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12日、在日中国人による犯罪総数は05年から減少傾向にあるが、オレオレ詐欺などの知能犯罪は急増していると在日中国人向け新聞が報じた。写真は東京・池袋西口。

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2008年12月12日、在日中国人向け新聞「中文導報」は、在日中国人による犯罪総数は05年から減少傾向にあるが、オレオレ詐欺などの知能犯罪は急増していると報じた。中国新聞網が伝えた。

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記事によると、在日中国人による知能犯罪は06年が352件、07年は489件と急増している。08年は上半期だけで213件に上った。最近の事件で目をひくのは、銀座で男性をホテルに誘い込み、睡眠薬で眠らせた後財布から現金を抜き取った疑いで逮捕された劉亮亮(リウ・リアンリアン)容疑者(26歳)の一件。警視庁犯罪対策2課が周辺の飲食店7店を家宅捜索したところ、うち1軒から中国製睡眠薬21錠が出てきた。銀座ではこの3年間で、同じような手口で被害に遭った男性が68人、被害額は計3500万円に上っており、関連が調べられている。

このほか、読売新聞によると10月16日、在日留学生の福建省福州市の実家でオレオレ詐欺が発生。事件は電話に出た実家の母親に中国語で「息子がネットカフェのパソコンを壊した。今は地下室に監禁しているが修理代を払わなければ海の底に沈める」と脅迫し、この母親に2万5000元(約35万円)を振り込ませたというもの。電話口からは泣いて母親に助けを求める「息子」の声も聞こえたという。(翻訳・編集/NN)

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