Record China 2008年12月10日(水) 16時37分
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8日、「中国は鉄道などの公共事業によって金融危機を克服しようとしている」との記事を韓国紙が掲載した。この姿勢はアメリカの「ニューディール政策」を想起させるという。写真は2010年開通予定の高速鉄道、北京・上海線の建設現場。
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2008年12月9日、韓国紙・中央日報が8日付で、「中国は鉄道などの公共事業により、金融危機を克服しようとしている」との記事を掲載したと伝えられた。環球時報の報道。
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中国は北京五輪に先立ち、北京・天津線など世界で最速を誇る高速鉄道を開通させたほか、2010年までに北京・上海線(1300km)などの開通も予定している。また、高速鉄道の敷設に加え、2020年までに合計2万kmもの鉄道を開通させる計画になっている。日本やドイツ、フランスなどの先進諸国でも、鉄道の総延長距離が5000kmにも満たないことを考慮すると、中国の鉄道計画がいかに大規模なものか理解できる。
現在、世界的な金融危機が中国にも波及しているが、中国はこうした鉄道路線の拡充により危機的状況からの脱却を図ろうとしているという。このような中国の姿勢は、20世紀初頭のアメリカが公共事業によって世界恐慌の克服をはかった、F・ルーズベルト大統領による「ニューディール政策」を想起させると、記事は指摘している。(翻訳・編集/岡田)
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